ハンドメイド作品が
売れない時に
確認したい5つの視点
について解説
ハンドメイド作品を個人向けネットショップで販売しているが、なかなか売上が上がらない、売上が伸びないとお困りの方は多いのではないでしょうか。
ここでは、これまで様々なアパレルブランドの相談・事業立ち上げ・事業サポートを行ってきた経験からハンドメイド品がネットショップで売れない時に確認したい5つの視点について解説します。
皆様の事業の成長に少しでも役立つ事が出来れば幸いです。
ハンドメイド品が売れない時に
確認したい5つの視点
■ハンドメイド品が売れない理由その1:ビジネス視点
■ハンドメイド品が売れない理由その2:マーケット(顧客)視点
■ハンドメイド品が売れない理由その3:集客の視点
■ハンドメイド品が売れない理由その4:数字分析の視点
■ハンドメイド品が売れない理由その5:改善活動の視点
■最後に
ハンドメイド品が売れない理由その1:ビジネス視点
ハンドメイド品が売れない理由その1として、ビジネス的な視点が欠けている事がまず挙げられます。
作品であれ、商品であれ、お金と引き換えにモノを提供する以上、ビジネス的な視点で商品を作り、商品を通じて顧客に価格以上の価値を提供して行かなければなりません。
>>作品と商品の違い(アマチュアとプロの違い)についてはコチラ
売れている商品は、ほぼ間違いなくビジネス的な視点から商品を企画・製造し、顧客に対して効率的かつ効果的なアプローチを繰り返しながら売上を伸ばしています。
逆に売れていない商品や作品は、ビジネス的な視点やプロセスが欠けている事がほとんどです。
ではビジネス的な視点で商品を販売し、売上を伸ばして行くにはどうしたら良いのか?
それはまずマーケティングの設計を行う事をおすすめします。
マーケティングの設計については、端的に言うと、先に「誰に対して」商品を売るのかを決めてから、次に「どんな商品を作るのか」「価格はいくらにするのか」「どこで売るのか」「どのように顧客にアプローチして行くのか」を考える事です。
ハンドメイド作品が売れないと悩まれている方は、 まず作品を作ってから、誰に売れるだろうか?誰なら買ってくれるだろうか?を考えていませんか?
それで売れてしまう人も中にはいますが、圧倒的大多数の人はその方法では売れていません。
自分の商品の売上を成長させて行くには、ビジネス的な視点を持ち、然るべきプロセスで事業活動を行う必要があるという事を理解しておきましょう。
ハンドメイド品が売れない理由その2:マーケット(顧客)視点
ハンドメイド品が売れない理由その2として、マーケットや顧客の視点から商品作りを行っていない という点が挙げられます。
自身のハンドメイド作品は、自分で使いたい物や、自分の作りたい物を作ってしまっていませんか?
売れている商品というのは、企画者の作りたい物が作られているわけではありません。自分視点からモノ作りを開始するのではなく、商品のターゲットの年齢や性別、ライフスタイルから買い物をする際の判断基準に至るまで様々な視点から情報を収集し、ブランドのターゲットにとって好ましいモノ作りが行われているのです。
自分で作りたい物を作った作品と、マーケットや顧客に関する様々な情報を収集し、特定のターゲットを強く意識して作られた商品では、どちらが売れるかは言うまでもありませんね。
ハンドメイド品が売れなくて悩まれている方は、まずマーケット(市場)や特定の顧客(ターゲット)視点からどんな商品を作るべきなのかについて考えてみる事をおすすめします。
ハンドメイド品が売れない理由その3:集客の視点
ハンドメイド品が売れない理由その3として、集客の視点が欠けている事が挙げられます。
良い物を作り続けていれば、いつか誰かが自分の作品を広めてくれる、または口コミで広がって行くはずだと考えていませんか?
もちろんそういったケースで情報が広まり、有名になったハンドメイド作家さんもいらっしゃいます。
しかし、 そのようなケースは確率的には圧倒的に少数派であり、ほとんどの人が上手く行きません。
新規のビジネスにおいては、基本的にしっかりとお金をかけてプロモーションを行い、認知拡大や、ターゲットにピンポイントで情報を発信して行く事が大原則です。
つまりプロモーションコスト(集客コスト)をかけずに売上を伸ばして行こうと考えているその思考こそが、自身のハンドメイド品が売れない大きな理由なのです。
とは言うものの、多額のプロモーションをかけられる予算が無いという方がほとんどだと思います。ただ昨今においては、デジタル広告を中心に、少額で費用対効果の高いプロモーション手法が沢山出てきており、これらは少額から実施する事が可能です。(1日数百円~など)少なくとも月3万円位は、プロモーション(広告宣伝)を行い、見込み客を集客する事をおすすめします。
ハンドメイド品が売れない理由その4:数字分析の視点
ハンドメイド品が売れない理由その4として、数字分析を行っていない という点が挙げられます。
これまで沢山のブランド立上げや成長支援を行って来た経験上、売れている商品ほど、様々なデータを収集し、分析し改善を行っています。
例えば、
・購入率の分析・改善
・滞在時間の分析・改善
・ECサイトから顧客が離脱してしまう箇所の把握・分析・改善
・かご落ちの分析・改善 など
上記以外にも、グーグルアナリティクス等の分析ツールを利用し、様々なデータを収集、分析し、様々な改善を繰り返していく中で少しづつ売上は伸びて行くのです。
売れている商品には売れている合理的な理由があるし、売れていない作品には売れていない合理的理由があります。
自分のハンドメイド品が売れていない場合には、まず様々なデータを収集し、現状の数字を分析してみる事から始めましょう。
ハンドメイド品が売れない理由その5:改善活動の視点
ハンドメイド品が売れない理由その5として、改善活動の視点が甘い事 が挙げられます。
TOPページや商品ページを数週間、または数か月も同じ状態のままにしていませんか?
売れているブランドのTOPページや商品ページは何度も何度も修正を繰り返しています。
特にECサイトをオープンした初期の頃などは、頻繁にデータの分析と各ページの修正・改善を繰り返す必要があると言えます。
例えば、伝えるべき情報に不足が無いか、またはその順番は適切か、ファーストビューの画像やデザインは適切か(離脱が高くないか)、購入ページへの導線は適切に設計されているか、商品ページ滞在時間を伸ばすにはどうしたら良いか等を、様々なデータを収集して毎日レベルで改善する必要があるのです。
昨今においては、誰でも簡単に、低コストでネットショップをオープンする事が出来るようになりましたが、ネットショップをオープンさせる「だけ」では売上は伸びません。様々なデータの収集と適切な改善活動を繰り返す事で少しづつ売上が伸びて行くものと理解しましょう。
最後に
以上、ハンドメイド品が売れない時に確認したい5つの視点について解説しました。
売れている商品には然るべき理由があり、一方で売れていない作品にも然るべき理由がある事をまず理解し、自分が今何をしなければならないのかをよく考えてみる事から事業の成長が始まると言っても過言ではありません。
ハンドメイド品が売れないと悩まれている方は、是非一度本ページで紹介した5つの視点から自分の作品や事業を見つめ直し、成長の一歩に繋げて頂けたら幸いです。
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