起業は仲間とすべきか
一人ですべきか
について解説

将来起業を考えている人にとって、起業を仲間とすべきか、一人ですべきか問題について悩まれている方はたくさんいるのではないでしょうか。

本ページでは、これまで様々なアパレルブランドや事業の成長サポートを行い、沢山の事業者を見て来た経験から「起業は仲間とすべきか、一人ですべきか」という問いに対して一つの結論(個人的見解)をご紹介致します。

アパレル起業前のひとつの参考意見として、役立てて頂けたら幸いです。

起業は仲間とすべきか、一人ですべきか

■仲間と起業する事のメリット

■仲間と起業する事のデメリット

■一人で起業する事のメリット

■一人で起業する事のデメリット

■結論

仲間と起業する事のメリット

仲間と起業する事の最大のメリットとして、まず役割分担による事業のスピードアップが可能となる点が挙げられます。

アパレルの場合、起業したら商品の企画・製造からWEBサイト及びECサイトの制作、各種プロモーション施策、販売イベント、展示会出展、さらには経理業務や営業活動まで膨大なタスクを同時並行的に実施していかなければなりません。仲間と起業した場合、それらの膨大なタスクの役割分担が可能となり、事業のスピードアップに繋がります。

次に、仲間との起業はリスクや不安を人数分だけ分散する事が出来る点もメリットと言えます。一人で起業する場合は、リスクや孤独感、様々な不安が常につきまとい、なかなか心休まる時間がありません。辛いことも楽しい事も仲間と分け合えるという環境は仲間と起業する事の大きなメリットと言えるでしょう。

仲間と起業する事のデメリット

次に仲間と起業する事のデメリットについて説明します。

仲間と起業する事の最大のデメリットは、経営に対する方向性の相違です。起業して事業を始めると様々な意思決定を日々行って行かなければなりません。また、事業を始めて間もない頃は事業の軌道修正が必要な場面も多々生じます。

複数人で起業した場合、経営に対する考え方や、個々のやりたい方向性にズレが生じ、意見が対立し、チームがバラバラになるという事態が非常に高い確率で発生します。

また、各メンバーの責任や行使できる権限の範囲、株式や給料等のお金の問題など、ありとあらゆる揉め事が発生しやすいという事も事前に覚悟しておきましょう。

私のこれまでの経験上、もちろん仲間と複数人で起業し、長期にわたり上手くバランスをとりながら事業を行っている会社もありますが、複数人の仲間と起業した事業者の圧倒的大多数は何かしらの揉め事やトラブルにより解散しています。

したがって基本的に仲間との起業する場合は上記内容を踏まえ慎重に判断しましょう。どうしても仲間と起業したい場合は、上下関係や各担当者の役割とその権限、さらには事業の方向性からお金に関する条件など、後々トラブルに発展しそうな要素を明確化してからスタートする事をおすすめします。

一人で起業する事のメリット

ここからは、一人で起業する事のメリットについて説明します。

仲間と起業する場合、時に自分のやりたい事が出来なくなってしまう事が多々あります。一方で一人起業の場合は、自分の本当にやりたい事を行う事が出来る点が大きなメリットと言えるでしょう。

起業は自分の人生の一大イベントである以上、後悔だけはしないようにする事をお勧めします。

また、一人で起業する事のメリットとして多角的に様々なビジネススキルが身に付く事も大きなメリットの一つと言えるでしょう。 非常にハードですが、日々事業成長に繋がる様々な知識をインプットし、それを実際に実務としてアウトプットするというサイクルを繰り返しているうちに、一人で様々な事が出来るようになり、ビジネスレベルが飛躍的にアップします。

一人で起業する事のデメリット

一人で起業する事のデメリットは、まずタスクが膨大になる事です。

事業計画から、商品企画・製造・WEBサイト&ECサイト制作・販売活動・展示会出展・営業活動、さらには経理業務から各種必要手続きまで事業活動にまつわる全てを一人で行っていかなければなりません。自分の名刺一つから自分でデザインし、発注しなければならないのです。

事業はスピードが命(事業スピードが遅いとその分時間もコストも余計に発生してしまう)ですから、これらのタスクを同時並行的に、そして効率的に実施して行かなければ事業を成長させる事は出来ません。したがって起業した後は、人生の大半の時間を自分の事業に費やす事になる事を予め覚悟しておきましょう。

結論

最後に「起業は仲間とすべきか、一人ですべきか」という問いに対する結論について説明します。

私の個人的見解に基づく結論としては、「起業は一人ですべき」 です。

理由は、上記で述べた通り 仲間と複数人で起業すると何かしらの揉め事やトラブルが発生し、事業が継続出来ない状態となってしまう可能性が非常に高いからです。

私の個人的な考えでは、起業は自分の人生をかけた挑戦である以上、誰にも頼らず自分のやりたい事を追い求め、その中で勝てる道筋を見つけるべきだと思います。

自分が納得できる後悔の無い人生を送る為に、起業は一人で始める事をお勧めします。

アパレルブランドの
立ち上げ・成長を
オールインワンサポート

個人向けサポート

1.ブランド立上げの準備から成長をオールインワンサポート

2.必要な知識とスキルを選択して身に着ける事が可能

3.経験豊富な経験者による直接個別指導

※無料相談&無料体験実施中

法人向けサポート

Product Brand Challenge(プロダクト・ブランド・チャレンジ)は豊富な事業立ち上げ・成長サポート経験がございます。法人向けサポート詳細はこちらからご確認下さい。