アパレルブランド立上げの
パターンについて解説

自分のアパレルブランドを立ち上げる人達はどんな人達でしょうか?

これまで数百のブランドを見て来た経験から、自分のアパレルブランドを立ち上げる人達の種類について解説します。

アパレルブランドを立ち上げる
人ってどんな人達?

■パターン1:アパレル業界経験者が独立

■パターン2:ハンドメイド作家から始める

■パターン3:インフルエンサーによるブランド立上げ

■パターン4:異業種・未経験でゼロからのスタート

アパレルブランドを立ち上げる人のパターンについて

パターン1:アパレル業界経験者が独立

自分のアパレルブランドを立ち上げる人達のパターンとして、もっとも多数派がアパレル業界を経験してから独立し、自分のブランドを立ち上げる人達です。

美術大学や服飾専門学校を卒業し、アパレル関連会社に就職した後に自分のアパレルブランドを立ち上げている人達が圧倒的に多いです。

こういった人達の特徴としては、世界観のつくりこみが抜群に上手という事が挙げられます。これまでずっとアパレル業界の荒波にもまれてきた方々ですから、当たり前ですが、魅せ方という点においてはすごく知識やスキルを持っています。

ただその一方で、ビジネス的な視点(マーケティングの設計や基本戦略など)については少し弱い傾向があり、また行動力についてもやや弱い傾向があります。(こだわりが強すぎるあまり、何をするにも熟考してしまい、結果として行動のスピードと数が少なくなる)その結果、こだわった良い商品を作っているのに何故売れない?という事態が生じてしまうケースが多々発生します。

昔からアパレル業界においては、個人の新ブランドにはビジネス的な視点が欠けていると言われ続けています。これは、服飾系の専門学校においてビジネスに関する授業が少ない事や、就職したアパレル関連会社でも、マーケティングや戦略、戦術といった知識を学ぶ機会が少ない事が起因していると言われています。

昨今のアパレル業界においては、カッコ良い、可愛い「だけ」で物が売れる時代ではありません。時代に即したブランドの取組や、ビジネスの基本方針の明確化、そして初期段階においてはテストマーケティングを繰り返しターゲットニーズを拾いながらブランドをアップデートし続ける事がブランド成長に必須の要素と言えるでしょう。

アパレル業界経験者で将来自分のブランドを立ち上げたいと考えられている方は、ビジネス的な視点(特にマーケティング設計)を特に重視してブランド立上げの準備をされる事をおすすめします。

パターン2:ハンドメイド作家から始める

次に、ハンドメイド作家として自分のブランド活動を開始するという方々も沢山います。

2010年位からハンドメイド品のCtoCサービス(Creema・minne・iichi等)が普及し始め、活動する人が急激に増えていきました。

超売れっ子のハンドメイド作家さんも一部には存在しますが、圧倒的大多数は副業や趣味としてCreemaやminne、iichiなどに自分の作品を出品し活動されている方が多いです。

ハンドメイド作家さんは女性が多く、特に主婦が方が多い印象です。

アパレル業界としては、自分のブランド事業を本業として一本で活動して初めて「プロ」とみなされる風潮があるので、ハンドメイド作家さんは「セミプロ」的な位置づけとして見られる事が多いです。

ただ、セミプロとはいえ、昨今のハンドメイド作家さんによる作品は非常にクオリティが高いものも多く、種類も豊富でかつ値段も安い傾向にあるため、そこそこ稼いでいる方もいらっしゃいます。

上手く行ってるハンドメイド作家さんの特徴としては、普段アパレル工場等で従業員として働いている方等が、個人としてものづくりを行い、クオリティの高い製品を市場の相場価格よりも低い金額で販売しているケースや、顧客とのコミュニケーションを通じて商品のアップデートを繰り返している作家さん等が人気を獲得しているように思います。

しかし、 その一方で原価計算をしていなかったり、ありえない価格設定をしていたりと、こちらもビジネス的な視点が欠けてしまっている方が多い傾向にあります。

副業や趣味の範囲として活動する分には問題ありませんが、ビジネスとしてより成長させていく為には、原価の構造が大きく異なるので注意が必要です。

パターン3:インフルエンサーによるブランド立上げ

様々なインフルエンサーによるオリジナルブランド立上げのニュースを目にする機会は多いと思いますが、実際にこのパターンで始められている方はかなり少数派です。実際に自身のブランドを立ち上げられるインフルエンサーさんは増えていまずが、ブランドを立ち上げる人達における全体的な割合としてはまだまだ少数派です。

インフルエンサーによるオリジナルブランドの立ち上げは、既に一定数のフォロワー(見込み客)を抱えている状態からビジネスをスタート出来るので、上手く行きやすい傾向があります。 ただし、これはあくまでレアケースで、SNSのフォロワーが少なくとも数万人以上いるという状態で、自分のブランドを立ち上げたいと考えられている方は是非積極的にチャレンジしてみるのも良いかと思いますが、そうでない方は参考になりませんので注意が必要です。

自分のブランドを立ち上げ、成長させる為には、世間の情報に惑わされず、自分の環境に合った事業戦略を立て、それを実行していく事が重要です。

パターン4:異業種・未経験でゼロからのスタート

最後に異業種・未経験でゼロからブランドを立ち上げるパターンです。全体的な「割合」からすると多くはありませんが、 昨今異業種・未経験から自分のアパレルブランドを立ち上げられる方は増えています。このようなパターンに共通する人達の特徴としては、「安定よりも本当に好きな事で生きて行きたい」という想いの強い方が多いです。 個人ブランドの立ち上げ・成長支援を行う弊社でも約8割が異業種・未経験の方々です。

ただし、ビジネスの世界はシビアです。異業種・未経験から何の戦略も立てずに事業をスタートしてもその先に待ち受けているのは厳しい現実のみです。

異業種・未経験でゼロから自分のブランドを立ち上げ、成長させるには、自分の環境に合った戦略を立て、事業のフェーズ(段階)に即した戦術を実行する事が必須です。

「大手企業と個人起業」、「アパレル経験者と未経験者」、「事業の初期段階と成長段階」ではそれぞれ 戦い方が全く異なりますそれぞれの戦い方を認識し、自分の取るべき戦い方を見極める事が出来れば、異業種・未経験者でも大きく事業を成長させる事が可能です。

したがって異業種・未経験でゼロから自分のブランドを立ち上げたいと考えている方は事前にしっかりとした準備(マーケティング設計・戦略・戦術)の上、事業をスタートするようにしましょう!


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